第6問A-2
解答番号27
正解:4
配点:3
解説:
不戦条約は1928年にパリで調印された。
選択肢1
誤り。
ソ連との国交は、1925年の日ソ基本条約による。
憲政会を中心とした加藤高明内閣のときで、協調外交を進めていたことから幣原喜重郎が外務大臣であったこともわかる。
1925年は普通選挙法や治安維持法が成立した年でもある。
選択肢2
誤り。
虎の門事件は1923年に起きた。
第二次山本権兵衛内閣は同年の関東大震災のときに発足し、虎の門事件の責任を取って総辞職することとなった。
摂政宮は後の昭和天皇であり、このことから大正時代であることもわかる。
選択肢3
誤り。
シベリア出兵は1918年のできごと。
寺内正毅内閣のときで、第一次世界大戦中に起きたロシア革命に対応したもの。
シベリア出兵により米騒動が起こり、この年には原敬内閣にかわった。
選択肢4
正しい。
第1回普通選挙は1928年。
田中義一内閣のとき。
普通選挙法が成立したのは大正末期の加藤高明内閣だが、普通選挙が実施されたのは昭和になってからだった。